児童発達支援・放課後等デイサービス
私たちと子どもを守る、
「風通しの良い事業所」づくりを考えるオンライン研修
忙しい夕方、送迎車に乗る直前にパニックを起こすA君。泣き叫ぶA君、焦るスタッフ、他の子どもたちの混乱。思わず腕を強く引いて、「いい加減にして!」と大声を出してしまう——。
法律で義務づけられているから——だけではありません。3つの「守る」を大切にしています。
子どもの「権利と安全」を守る
言葉にならないSOSを見逃さない。安心できる居場所を守ります。
支援者「自身の心」を守る
熱心で優しい職員が、一線を越えてしまわないように。
「加害者にしない」防波堤
個人の頑張りに頼らず、組織で防ぐ仕組みを一緒に考えます。
研修は「何が虐待か(定義)→ なぜ起きるか(組織)→ どうするか(予防)」の3つの問いで進みます。
研修では全国統計をもとに、虐待が「どこでも起こりうる」構造を一緒に確認します。まずは、こんな問いから。
障害福祉施設の虐待認定のうち、児発・放デイはどのくらいの割合を占めているのか。数字が示す現実から出発します。
なぜ同じ通所支援でも発生割合に差が出るのか。「滞在時間」と「職員配置」という切り口から背景を読み解きます。
虐待の発生要因は、本当に「個人の資質」なのか。行政データが指し示す“意外な答え”とは。
(参照:厚生労働省「障害者虐待対応状況調査」)
まず、この現場だからこそ気をつけたい4つの視点を共有します。
SOSが出しにくい/言葉でうまく思いを伝えられない子が多い。
感情の揺さぶり/対応が続き、支援者の心が疲弊しやすい。
密室化しやすい/送迎車内・個別療育室など目が届きにくい。
善意の罠/「あなたのため」が、いつの間にかエスカレート。
虐待は、ある日突然「黒」になるわけではありません。白から黒へ——その間にあるいくつもの「グレー」の、どこに線を引くのか。研修では、日常の場面に沿って一緒に言語化していきます。
悪意がなくても、無意識に足を踏み入れてしまう「グレーゾーン」。研修では、具体的な場面をもとに3つの罠を掘り下げます。
「療育・しつけ」という大義名分
「その子のため」の熱意は、どこから“行き過ぎ”に変わるのか。
身体拘束のグレーゾーン
「安全のため」の関わりが、原則NGになる境目とは。判断の“3つの条件”を確認します。
「子ども扱い」による尊厳の侵害
よかれと思った関わりが、なぜ“人格の否定”になりうるのか。
優しく熱心だった職員が、なぜ一線を越えてしまうのか。研修の山場では、その背景にある“組織の環境”に光を当てます。
悲劇を生みやすいのは、どんな「風通しの悪い事業所」なのか。現場で起きる“負の連鎖”をひもときます。
では、私たちを守る「風通しの良い組織」とは。今日から意識できる視点を、持ち帰っていただきます。
約60分。事例から入り、組織の視点を経て、明日からの一歩まで。全体の流れです。
導入 ― 誰もが経験する「グレーな瞬間」
身近な事例から、「これは虐待?」を自分事として考えます。
基礎 ― 「不適切な支援」と「虐待」の違い
5つの類型と“地続き”の考え方を、現場目線で整理します。
実態 ― 全国統計で読み解く「なぜ起きるか」
データが示す“発生の構造”から、予防の勘どころを探ります。
核心 ― 個人ではなく「組織」で防ぐ(山場)
“風通し”という視点で、防波堤のつくり方を考えます。
実践 ― 明日からできること
チームと仕組みで守る、具体的な一歩を持ち帰ります。
制度 ― 法令上の義務と身体拘束の考え方
委員会・研修・指針など、事業所に求められる要件を確認します。
児童発達支援・放課後等デイサービスの管理者・児発管・スタッフ
虐待防止委員会・法定研修の担当になった方
「風通しの良い職場づくり」を進めたい経営層・法人担当者
保育・幼児教育の現場で「不適切な関わり」を防ぎたい方
顔出し不要
音声ミュートのまま、お気軽に参加いただけます。
チャットで質疑応答
チャットやQ&Aから、気になる点をご質問いただけます。
スマホでも参加OK
パソコン・タブレット・スマホから参加できます。

NPO法人ここのば 代表理事 / 発達支援の専門家
北海道大学卒業後、大手IT企業を経て株式会社CoConovaで児童発達支援事業所を創設。経営と療育の両面から子どもや保護者を支援。また、保育所45園の事業本部長として療育視点を保育現場に浸透。現在は、保育×療育、経営学修士(MBA)×ITの知見を活かし、発達障がい分野でマインクラフト個別療育「GLOBAL GAME」、発達支援×オンラインフリースクール「SUPER SCHOOL」や児発向けの療育研修事業「療育と保育の学びの会」を展開している。
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虐待防止研修(法定研修)「見えないSOSを見逃さないために」
2026.08.05 Wed 12:00-13:00 / 08.13 Thu 10:30-11:30
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