Online Training | 虐待防止研修(法定研修)

児童発達支援・放課後等デイサービス

見えないSOSを
見逃さないために

私たちと子どもを守る、
「風通しの良い事業所」づくりを考えるオンライン研修

全2回開催(8/5・8/13)
各回 約60分
Zoom開催
児発・放デイ向け 法定研修に対応

「ちょっと待っててって言ったでしょ!」

忙しい夕方、送迎車に乗る直前にパニックを起こすA君。泣き叫ぶA君、焦るスタッフ、他の子どもたちの混乱。思わず腕を強く引いて、「いい加減にして!」と大声を出してしまう——。

これは「虐待」でしょうか?
「熱心な指導」でしょうか?
それとも「仕方ない対応」でしょうか?
誰もが経験する「グレーな瞬間」にこそ、虐待の種は潜んでいます。本研修は、特別な誰かの問題ではなく、身構えず「自分事」として一緒に考える時間です。答えは、当日ご一緒に。

なぜ今、この研修なのか?

法律で義務づけられているから——だけではありません。3つの「守る」を大切にしています。

子どもの「権利と安全」を守る

言葉にならないSOSを見逃さない。安心できる居場所を守ります。

支援者「自身の心」を守る

熱心で優しい職員が、一線を越えてしまわないように。

「加害者にしない」防波堤

個人の頑張りに頼らず、組織で防ぐ仕組みを一緒に考えます。

研修は「何が虐待か(定義)→ なぜ起きるか(組織)→ どうするか(予防)」の3つの問いで進みます。

これは「特別な事業所」だけの問題ではない

研修では全国統計をもとに、虐待が「どこでも起こりうる」構造を一緒に確認します。まずは、こんな問いから。

?

障害福祉施設の虐待認定のうち、児発・放デイはどのくらいの割合を占めているのか。数字が示す現実から出発します。

?

なぜ同じ通所支援でも発生割合に差が出るのか。「滞在時間」と「職員配置」という切り口から背景を読み解きます。

?

虐待の発生要因は、本当に「個人の資質」なのか。行政データが指し示す“意外な答え”とは。

(参照:厚生労働省「障害者虐待対応状況調査」)

児発・放デイならではの「特有のリスク」

まず、この現場だからこそ気をつけたい4つの視点を共有します。

SOSが出しにくい/言葉でうまく思いを伝えられない子が多い。

感情の揺さぶり/対応が続き、支援者の心が疲弊しやすい。

密室化しやすい/送迎車内・個別療育室など目が届きにくい。

善意の罠/「あなたのため」が、いつの間にかエスカレート。

「熱心な療育」が「虐待」に変わる境界線

虐待は、ある日突然「黒」になるわけではありません。白から黒へ——その間にあるいくつもの「グレー」の、どこに線を引くのか。研修では、日常の場面に沿って一緒に言語化していきます。

「不適切な支援」と「虐待」は、別物ではなく“地続き”です。この地続きをどう捉えるかが、現場の関わりを変える第一歩になります。

児発・放デイで陥りやすい3つの罠

悪意がなくても、無意識に足を踏み入れてしまう「グレーゾーン」。研修では、具体的な場面をもとに3つの罠を掘り下げます。

TRAP 1

「療育・しつけ」という大義名分

「その子のため」の熱意は、どこから“行き過ぎ”に変わるのか。

要注意
TRAP 2

身体拘束のグレーゾーン

「安全のため」の関わりが、原則NGになる境目とは。判断の“3つの条件”を確認します。

TRAP 3

「子ども扱い」による尊厳の侵害

よかれと思った関わりが、なぜ“人格の否定”になりうるのか。

虐待は「個人の性格」のせいなのか?

優しく熱心だった職員が、なぜ一線を越えてしまうのか。研修の山場では、その背景にある“組織の環境”に光を当てます。

Q

悲劇を生みやすいのは、どんな「風通しの悪い事業所」なのか。現場で起きる“負の連鎖”をひもときます。

A

では、私たちを守る「風通しの良い組織」とは。今日から意識できる視点を、持ち帰っていただきます。

研修で扱う内容

約60分。事例から入り、組織の視点を経て、明日からの一歩まで。全体の流れです。

PART1

導入 ― 誰もが経験する「グレーな瞬間」

身近な事例から、「これは虐待?」を自分事として考えます。

PART2

基礎 ― 「不適切な支援」と「虐待」の違い

5つの類型と“地続き”の考え方を、現場目線で整理します。

PART3

実態 ― 全国統計で読み解く「なぜ起きるか」

データが示す“発生の構造”から、予防の勘どころを探ります。

PART4

核心 ― 個人ではなく「組織」で防ぐ(山場)

“風通し”という視点で、防波堤のつくり方を考えます。

PART5

実践 ― 明日からできること

チームと仕組みで守る、具体的な一歩を持ち帰ります。

PART6

制度 ― 法令上の義務と身体拘束の考え方

委員会・研修・指針など、事業所に求められる要件を確認します。

こんな方におすすめ

児童発達支援・放課後等デイサービスの管理者・児発管・スタッフ

虐待防止委員会・法定研修の担当になった方

「風通しの良い職場づくり」を進めたい経営層・法人担当者

保育・幼児教育の現場で「不適切な関わり」を防ぎたい方

参加形式

顔出し不要

音声ミュートのまま、お気軽に参加いただけます。

チャットで質疑応答

チャットやQ&Aから、気になる点をご質問いただけます。

スマホでも参加OK

パソコン・タブレット・スマホから参加できます。

開催概要

研修名
見えないSOSを見逃さないために
― 私たちと子どもを守る、風通しの良い事業所づくり ―
研修区分
虐待防止研修(事業所に義務づけられた法定研修としてご活用いただけます)
日時(第1回)
2026年8月5日(水)12:00〜13:00
日時(第2回)
2026年8月13日(木)10:30〜11:30
内容
第1回・第2回とも同じ内容です。ご都合の良い日程をお選びください。
形式
Zoom(オンライン)/約60分
対象
児発・放デイの管理者・児発管・スタッフ/虐待防止研修担当の方/保育・幼児教育に関わる方
講師
NPO法人ここのば 代表理事 百瀬 洋介
定員
各回 100名(先着順)
参加費
無料
主催
NPO法人ここのば / 療育と保育の学びの会 Shinka Studio

講師紹介

百瀬洋介

NPO法人ここのば 代表理事 / 発達支援の専門家

百瀬 洋介

北海道大学卒業後、大手IT企業を経て株式会社CoConovaで児童発達支援事業所を創設。経営と療育の両面から子どもや保護者を支援。また、保育所45園の事業本部長として療育視点を保育現場に浸透。現在は、保育×療育、経営学修士(MBA)×ITの知見を活かし、発達障がい分野でマインクラフト個別療育「GLOBAL GAME」、発達支援×オンラインフリースクール「SUPER SCHOOL」や児発向けの療育研修事業「療育と保育の学びの会」を展開している。

よくある質問

Qこれは事業所に義務づけられた虐待防止研修として使えますか?
はい。虐待防止に関する研修・指針の整備は事業所の義務であり、本研修も法定研修の取組のひとつとしてご活用いただけます。受講記録の残し方など、各事業所の運用に合わせてご確認ください。
Q第1回と第2回で内容は違いますか?
いいえ、両日程とも同じ内容です。ご都合の良いいずれか1日をお申し込みください。
Q事業所で複数名参加したいです。
可能です。ただし定員管理の都合上、ご視聴になる端末(画面)ごとに1件のお申し込みが必要です。事業所で複数の端末からご参加の場合は、その台数分お申し込みください。
Q資料の提供はありますか?
研修資料は、NPO法人ここのばが運営する「療育と保育の学びの会(Shinka Studio)」でご提供・ご視聴いただけます。
療育と保育の学びの会はこちら
Q録画(アーカイブ)は視聴できますか?
NPO法人ここのばが運営する「療育と保育の学びの会」で録画を視聴いただけます。
療育と保育の学びの会はこちら

お申し込み

虐待防止研修(法定研修)「見えないSOSを見逃さないために」

2026.08.05 Wed 12:00-13:00 / 08.13 Thu 10:30-11:30

児発・放デイの支援者向け | 参加費無料
約60分 顔出し不要・音声ミュート Zoom開催・参加費無料 2日程から選択




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